FreeBSD Security Advisoryが発表されました。
Intel CPUのsysretに関する修正が行われています。
freebsd-updateでアップデート可能です。
FreeBSD Security Advisoryが発表されました。
Intel CPUのsysretに関する修正が行われています。
freebsd-updateでアップデート可能です。
FreeBSDのSecurity Advisoriesが3件でました。
FreeBSDを使用中の方は速やかにアップデートしましょう。
FreeBSDのchromium portsですが、19.0.1084.56にアップデートされて SSSE3 のないマシンでもコンパイルできるようになったようです。
FreeBSDのportsにあるgraphics/pngがアップデートされました。libpng.so.5がlibpng15.so.15に変わる大きな変更です。ライブラリバージョンが上がるため、依存しているプログラムは全て再コンパイルが必要なのですが、恐らくこれは一筋縄ではいきません。いろいろと落とし穴があるので、参考になりそうな点を書きたいと思います。
まず、アップデートですが、portmaster -aで概ねアップデートされます。libpngに依存する多くのportsのバージョンアップが行われているため、ほぼ全て再コンパイルされます。
手元で確認した限りでは次のような問題がありました。
日本語仮名漢字変換のためのim-uim.soがインストールされているとgtkのインストールに失敗します。インストールされているim-uim.soをリンクしようとするためですが、im-uim.soが古いlibpngを参照しているためリンクに失敗するものです。
これは/usr/local/lib/gtk-2.0/2.10.0/immodules/im-uim.soを削除することで解決できます。
副作用として uim-gtk のリコンパイル時にバックアップパッケージが作成できない旨のエラーメッセージが表示されますが、ignoreを選択すれば大丈夫です。
gnome関連のパッケージのconfigureでエラーになりました。pkg-configが正常に動作していないようでしたので、portmaster pkg-configで再コンパイルし直すことで治りました。
なお、全てのパッケージが正常にリンクされているかどうかを調べるにはportsのsysutils/bsdadminscriptsをインストールして、pkg_libchkを実行すると調べられます。
古いlibpngを参照しているパッケージがあったらportmaster <パッケージ名> で再コンパイルできます。